こんにちは。
個人投資家のびいさくです。
株式投資歴5年以上の私が初心者向けに解説します。
今回はチャート分析を3つ紹介します。
この記事は次のような方のために書いています。
- 株を始めたばかりの方
- チャートで株価の分析をしてみたい
- 株式投資の何から勉強すれば良いかわからない
まずは一番シンプルで簡単なチャート分析をおすすめします。
簡単と言っても、著名な個人投資家の方もこれしか使ってないと公言されていたりします。
それほど有効なものなので、しっかりおさえておきましょう。
チャート分析でまず知っておきたいのは以下の3つです。
- ローソク足
- 移動平均線
- 出来高
この他にもたくさんインジケーターは色々ありますが、まずはこれだけで十分です。
チャート分析ってなんだか難しそう…
シンプルで分かりやすい分析から始めるのがおすすめだよ
それぞれについて簡単に説明していきます。
ローソク足
ローソクのような形をした一日の値動きが見ただけで分かる記号です。
一日の始まりから終わりまでの値動きを表しています。
1日の始まった時の株価より終わった時が高くなった場合は陽線になります。
逆に、終わった時の株価が始まった時より安い場合は陰線となります。
注目すべきは四角いローソクの上や下にヒゲのような線がついています。
これを上ヒゲや下ヒゲと呼びますが、上がったもしくは下がったけど株価が戻った場合につきます。
中には+のような形のローソク足もあり、このような場合は市場の投資家が上がるか下がるか迷っているパターンが多いです。
逆にヒゲが無い場合は陽線または陰線の方向に向かってしっかりと買いまたは売りが入ったという状況が一目で分かります。
ローソク足自体の大きさが大きい場合はそれほど価格の変動幅が大きかった事を表しています。
チャートソフトの設定によってローソク足の色が違ったりします。
今の設定では陽線が青、陰線が赤になってますね。
ちなみに画像のチャートソフトはTradingViewです。
銘柄は半導体製造装置のレーザーテックです。
移動平均線
5日移動平均線(水色)や25日移動平均線(緑)90日移動平均線(ピンク)などがあります。
ローソク足に沿うように3本線がクネクネしていると思います。
その期間の株価の平均値を棒線チャートで表しています。
移動平均線は最も分かりやすく、投資家にも意識されやすいチャートです。
株価が値下がりした場合、移動平均線付近で下げ止まったりすることも多いです。
なので、筆者も移動平均線で跳ね返ったと思ったら買いを入れたりします。
下げ止まらずに移動平均線を突き抜けた場合、買うのをやめたり売り注文を入れたりします。
画像はディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの株価チャートです。
また90日移動平均線(ピンク)の辺りまで下がってきたら買い時かも知れません。
※株の購入はすべて自己責任でお願いします。
出来高
出来高は取引所で売り注文と買い注文が成立した数のことです。
簡単に言うと株の売買の量を表しています。
上の画像の下に何本も並んでいる棒グラフのような線が出来高を表しています。
出来高から何を分析するの?
出来高とローソク足を見ることで、今後の値動きを予測するよ
出来高が多くて株価が上昇していった場合は株価に勢いがある場合が多いです。
逆に出来高が少ないのに株価が上昇する場合はあまり上昇に勢いがない場合が多いです。
同じように株価が下がる場合に出来高が多くなる場合、出来高は少ないが株価が下がる場合もあります。
- 出来高増&株価上昇
- 出来高少&株価上昇
- 出来高増&株価下落
- 出来高増&株価下落
以上の4つのパターンになることが考えられます。
上の画像はレーザーテックですが、出来高が増えたタイミングで株価も陽線をつけて上昇しています。
このような場合には今後も株価が上昇していくのではないかと推測することができます。
※合わせて今後の業績の見通しや業界の動向にも注目してみることをおすすめします。
おすすめのチャート分析本
チャート分析でおすすめの本といえばこの本です。
たくさんの種類が紹介されているので、分厚めの本です。
最初から最後まで読むというより必要なときに必要な箇所を読む。
といったような辞書のような使い方がおすすめです。
まとめ
今回紹介した3つが一番チャート分析の基本的な部分になります。
まずはこの3つを押さえてから必要に応じてRSIやMACDやボリンジャーバンドなどの分析方法も勉強してみてください。
別記事で紹介しようと思います。
また、これが分かれば勝てるといったチャート分析方法は存在しません。
もし絶対勝てる方法を教えますとかいう人がいたら詐欺師だと思ってください。
※最近、投資系詐欺が多いらしいので気をつけてください。
大切なお金は誰にも渡さないようにしましょう。
日々コツコツとチャートの値動きを眺めたり、会社の決算資料やニュースなどで分析しましょう!
先ほど紹介したチャート分析の本以外にも初心者におすすめの本を紹介してますので気になる方は↓こちらからどうぞ。
コメント