株始めるならとりあえず知っておくべき3つの財務指標→PER、PBR、PSR

株式投資

こんにちは、びいさくと言います。

兼業の個人投資家やってます。

今日は株初心者なら知っておきたい財務指標を3つ紹介します。

実際にそれらを知ってどう活用していくのかまで話したいと思います。

こんな人に向けて書いてます。

  • 何を見て株の価値判断するのか分からない
  • みんなどんな指標を見ているの?
  • PERやPBR〇〇倍とか書いてあるけどなんなの?

早速ですが知っておくべき指標はPER、PBR、PSRの3つです。

これらの指標を見ることで、今の株価が高いのか安いのを判断する材料にできます。

基本的には〇〇倍の数値が高ければ高いほど割高です。

しかし実際には株価が割高か割安かよりも今後も業績が良いのか悪いのかが重要です。

PERとは

会社の時価総額が1年間で稼ぐ利益の何倍かを表しています。

つまり、会社の利益に対してどれくらいの価格がついているのかを知ることができます。

PER12倍の場合だと、会社の利益より12倍高い評価をされていることになります。

東証1部全銘柄の平均PERが12倍くらいです。

PER100倍とかそれ以上の銘柄とかも普通にあります。

それはそれだけ今後成長するかもという期待が折り込まれているからです。

PBRとは

会社の時価総額が純資産の何倍かを表しています。

PBR1倍だと会社の資産と時価総額が同じ価値と評価されていることになります。

PERが1倍割れている場合など、低ければ低いほど割安ということになります。

だからといってPBRが割安なまま放置されている株はずっと安いままの場合が多いです。

もっと株価が下がる可能性もあるので買うには注意も必要です。

PBRが割安な株を買う場合は、今は売られ過ぎだけどいずれ水準訂正されると予想ができる場合のみにしましょう。

PSRとは

会社の時価総額が売上の何倍かを表しています。

まだ利益が出ていない成長中の会社はPERよりもPSRを見ることが多いです。

これらの指標は同じような業界の似たようなサービスや製品を販売している会社同士を比べる時に便利です。

同じ市場の似たようなタイプの株同士を見比べたりもします。

3つの指標の活用方法

ここからは筆者なりの活用方法を書いていきます。

株式投資の世界に正解なんてありません。

あるとすれば結果的に資産を増やすことができた時が正解だと思っています。

この指標がこうなら絶対買いとかはなくて、自分なりの考えを持つ事が大事かなと思います。

グロース株(成長株)に投資する場合やバリュー株(割安株)に投資する場合など投資スタイルによって投資家が見ている指標が異なります。

グロース株(成長株)投資の場合

マザーズ市場などのハイテクグロース株などはPERよりもPSRを見ることが一般的です!

理由は、今は赤字だけど売上をどんどん伸ばしていく会社が買われていたりします。

足元の利益は全く重視しておらず、将来稼ぐ予定の利益に期待しているのです。

東証マザーズ市場のハイテクグロース株などはPSRなどを比較してみましょう。

具体的な例としてはフリー、マネーフォワード、ラクス、BASE、HENGEなど

PERは100倍や300倍などの銘柄が普通に買われていたりします。

なのでPERで判断しようとすると高すぎて買えるかっ!ってなります。

しかし、そうゆう銘柄がずっと買われ続けたりします。笑

バリュー株(割安株)投資の場合

PBRを見ることが一般的です!

例としては自動車株、銀行株、商社株などの低いPBRの銘柄

バリュー投資するなら売られ過ぎた株の底値買いを狙う逆張り投資法が良いのではと思います。

バリュー投資家であり、投資の神様と言われているウォーレン・バフェットが昨年日本の商社株を買ったと話題になってました。

実際にその後コロナショックで売られ過ぎた商社株は急騰していきました。

さすが神様です。笑

結局は業績が重要

これまでPER、PBR、PSRの説明をしてきましたが、実際これらの銘柄がただ割安だからといって買うのはかなり危険です。

それは割安になっている銘柄にはそれなりの理由がある場合が多いからです。

業績が悪ければ売られ続けてどんどん株が下がって割安になっていきます。

なのでPER、PBR、PSRなどが割高でもしっかりと売上や利益を稼いでいる銘柄を買いましょう。

おさらい

PER・・・会社の時価総額が1年間で稼ぐ利益の何倍か

PBR・・・会社の時価総額が純資産の何倍か

PSR・・・会社の時価総額が1年間の売上の何倍か

まとめ

これら3つの指標を知ったからといってすぐに勝てるわけではありません。

しかし、株をやっている人たちが株を買う時の判断材料にはなっているはずです。

指標的には割高でも今後も業績がずっと良い銘柄は割高でも買われ続けるので買っても良いと思います。

なので指標を見るだけではなく、しっかりとその銘柄の業績も見ていきましょう。

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